BILLIEIDLE®︎回想録 '18 (前編)
BILLIE IDLE®︎に出会ってから最後の日までの
思い出を完全主観、余談中心で記録する。
◆2018.3.10 音楽食べちゃいました9周年企画-第九夜- (難波メレ)
気がついたらもう3月。
2018年最初の現場となったこの日はどえらい夜だった。この夜を経験したFELLASの方々に後々話を聞くとそれぞれ別の濃いエピソードが出てきて面白かった。それくらい濃く危ない夜だったのである。
BILLIEが始まるまでにもうフロアがごちゃ混ぜの闇鍋みたいな雰囲気でこりゃ良い意味でも悪い意味でもヤバそうだと感じた。
いざ始まると案の定いつもより荒れた。マネージャーさんによって強制退場を余儀なくされる人もいたり、僕の場合は左前の屈強なおじさんが右手を高らかに僕の顔の前であげわざとらしくオイ‼︎オイ‼︎やり続けるという訳の分からない状態だった。ライブハウスならではの面白い(変な意味で)思い出だ。BILLIE後は予定があったため噂に聞くスギム氏のステージは見れずこの日は終わった。
この日は前特典会で狭い会場内で列を作ってモモセ列に並んでいる時にかの有名なライブリーダーさんに声をかけてもらって少しお話した。ここまでの1年半FELLAS並びにビリーアイドラーの方とはほとんど話たこともなかったためこの日がきっかけで広がり始める。感謝永遠に。
チェキでは会場内にあった上の階に続く階段でモモセと縦並びで撮ったチェキはお気に入りの内の一枚。撮られてる時にメンバー(誰だったか忘れちった)に良いじゃ〜ん‼︎良い感じ‼︎と言われながら撮ったから気分良く撮られた記憶。
まだ終われないのがこの日の濃い所。
会場のメレにいたお犬様と歌姫様のまさかの2ショット写真。インスタにはアキラってぃも映った動画があがりモモセ推しが次々とお犬様(チワワ)になりたがるという非常事態が発生する。
歌姫様とお犬様 pic.twitter.com/UhSu8WYXyo
— ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) 2018年3月11日
(歌姫様の肩を許されざる距離で抱く愛すべきク◯オヤジにも大きなリスペクトを)
◆2018.3.14 "P.S.R.I.P" MV公開
3月3日のGIRLS DAY OUTでむさ苦しい男どもには秘密裏に試聴会が行われた新譜のMV公開。
LASTの後にくるタイトルとしては色々勘ぐってしまうタイトルなだけに恐る恐る観てみた。なんだこれは、モモセが明らかな裏切り者の目で他のメンバーをじっと見ているし、気が狂ったように宇宙船のボタンを押しまくっている。なんともシュール。ただ"見た事の無いモノを見たいだけなんだ"ってフレーズは素敵やん。
◆2018.4.7 P.S.R.I.P リリースイベント(タワレコ梅田NU茶屋町店)
"ファイッ💪でお願いします!"
ウ " おっぱい⁉︎"
"いや、ファイッ💪ですよ!(爆笑)"
ウ "アンタ意外とそういうタイプなんか思うたわ"
(ちなみにこの日のNU茶屋は突然イベントスペースがいつも解放されている仕切りで締め切られ何か始まるのか⁉︎と思ったらいつも通りだった)
[余談その1]
4月16日
鉄平さん、この節はありがとうございました。
赤犬の鉄平君から割と本気にドスッて殴られた。いくら殴られても今日はお釣りがくるぐらいニヤニヤ。許して。
— クリトリック・リス (@sugi_mu) 2018年4月15日
BILLIE IDLE®推し。 pic.twitter.com/2R2laiwOmQ
◆2018.4.22 P.S.R.I.P TOUR 大阪(福島2nd LINE)
これまでの活動を一から時系列で追っていく今回のセトリ。アンコールの最後がエンドロール、4人のユニゾンが美しいこの歌で終わるのはなかなか好きな終わり方だった。
特典会ではいつもの如くモモセの所に。Tシャツがちゃんと見えるようにモモセが片方の裾を持ってくれてたのだが、シャッターを切るタイミングでモモセが持ってくれてた裾が手から離れてしまうと"あ!ダメ!もう一回撮ろ!"って言って失敗したチェキを自分のポケットにしまいこんで撮り直してくれた。
えぇ〜めっちゃ優しいじゃん‼︎って思うと同時にそのチェキは一体どうするんだろう。何回か失敗したっぽいチェキを自分で回収してるシーンを見たことあるがどこにいくのか?まさか、変な儀式に使われてるのでは…と思ったりした。(迷子のチェキの行方を知ってる方はご連絡下さい)
そしてこの日は初めての出来事があった。
終演後、会場前で親族の方とダラダラお話していたら最後まで残ったFELLASの皆さんが集合写真を撮って集団で移動していたので流れになんとなくついて行った。反省会に行く流れだったのを後ろで聞いて行ってみたいなと思ったので近くにいた背の高いお兄さんに"ついていっても良いですか?"と恐る恐る声をかけると"行こうよ!"と優しく迎えてくれたのでそのまま反省会に参加した。
初めてだったので自己紹介から始まりBILLIEについてのあれこれや他のFELLASの方の話を聞くのはすこぶる楽しかった。東京、茨城、福岡、名古屋、愛媛(僕)と全国バラバラの所からライブに来て同じ席に座って一緒に呑んでるっていうのもBILLIEが繋げてくれた不思議な縁を感じた。
この時同じ席で自分のことをトム・クルーズだと言っていた優しい方は実はただの乳首好きの人だった。(以降、会う度に笑顔で手を振ってくれるので結局は優しい人でした)
セットリスト(閲覧注意)
— ちか☆®︎ (@reldieilliB) 2018年4月22日
BILLIE IDLE
2018.4.22(SUN)
P.S.R.I.P.ツアー
LIVE SQUARE 2nd LINE pic.twitter.com/y5XaJwCAn2
◆2018.5.12 P.S.R.I.P TOUR 東京(代官山UNIT)
4月1日に公開された謎の予告アニメ動画によってこの日は何かが起こると予想されていたため普段のライブとは違う高揚感があった。
ライブはこれまでと同じセトリで進んでいき、ラストのエンドロールが終わった後に4月1日の例のアニメが流れ新メンバー加入を意味するストーリーが追加されていた。すると聴き覚えのないイントロがかかりメンバーが登場。新曲⁉︎この時めっちゃドキドキしてたので冷静には聴けないまま間奏シーンで新メンバー、プー・ルイさんが登場した。
登場した瞬間に後方から一気に人が押し寄せ、前にいた僕は一気に後ろに下がった。熱狂する人の波に流されながら僕がこのとき思った事をまず正直に言おう。
"4人のBILLIE IDLE®︎が終わってしまった"
僕は4人のBILLIEIDLE®︎が大好きだ。あの4人だけではダメだったのか。プー・ルイさんの存在が既に偉大というか確固たるものだったためにそういう感情になってしまった部分もあると思う。熱狂する人の波の中で僕は切なさで心が一杯になっていた。
電撃加入発表に併せて、6月6日にはプー・ルイさん正式加入とお披露目ライブが開催されることも告知された。
特典会はモモセとの個別でネタに困った結果、なんとなくカメラに背を向けて撮ってもらった。するとモモセが何も言わずにじっと見つめてきたあとに"これ照れちゃうね…"と照れ笑いしながら言ってきたので鼓動がbpm250を刻むレベルでドキドキした。(以降、味をしめた僕は困ったらこのポーズを使う事となる。)
メンバーのお見送り後は大阪に続き反省会に参加。ここでも色んな方に初めましてのご挨拶をした中でモモセ推しの方とも何人か話をすることができた。モモセの話をあれこれしていくが全部共感できた。推しの深い話を共有できる方に出会えて嬉しかったし楽しい夜だった。
(のんさんの生誕企画が行われた日でもあった。生誕企画のあるライブに参加できたのは初めてだったので嬉しかった)
その日の夜中、プー・ルイさんがこんなツイートをした。
よろしくお願いしまする🤲✨ pic.twitter.com/ax5X0RskWY
— プー・ルイ (@pour_lui) 2018年5月12日
自らの過去の活動がどうであれ今まで4人がBILLIEIDLE®︎として積み重ねてきたものを尊重しながらも自分なりに新たな変化を起こしていきたいという気持ちが綴られていた。
僕が気にしていたことを1番理解し感じて気遣っているのは他でもないプー・ルイさん本人だと気づいた。プー・ルイさんありがとうと思うと同時にこれから5人がどんな景色を見せてくれるのだろうか考えると6月6日がとても楽しみになった。
[余談その2]
5.31のウイカさんの投稿。
ヨギボー、おまえが引き出した笑顔は悔しいが最高だ。
まさかビーズクッションに嫉妬するとは思わなんだ。
◆ 2018.6.6 BILLIE IDLE® live show WELCOME TO BILLIE IDLE®(マイナビ赤坂BLITZ)
この日は前特典会で4人体制最後の特典会があったが予約していた飛行機の到着時間がかなりギリギリだった。羽田到着後、汗だくになりながら赤坂に向かい会場前にまだ物販のテーブルがあったので駆け込むとウイカさんとモモセさんは残ってますと言われたので声高らかに"モモセさんです‼︎"というと中に通してくれた。
息が上がった状態で昨日見た夢の話を思い出した。メンバーみんなと僕で某夢の国(確か海の方)に行っていた。モモセが天ぷら食べたいと言い出し、なぜかセルフのうどん屋みたいなシステムの店で"ねぇ、海老買ってよ‼︎"と強引に奢らされた。そのワンシーンの再現でチェキを撮った。
今見返すとカラフルなIDLEロゴTにひまわりの背景を全く生かせてなくて面白い。(夢の中でもう一つ覚えてるのはアキラってぃがいつも使ってるスケッチブックを持ってきてたので見せてもらったらウイカさんをややディスり気味に描いた絵が出てきたのでみんなで笑ってたこと)
期待でドキドキしながら迎えた開演時間になるといきなりスーパーササダンゴマシーン氏によるプレゼンで幕を開けた。細かいことは省くがレギュレーション変更で姉妹チェキ…姉妹チェキ…姉妹チェキと姉妹のことで頭が一杯にさせられた。
1曲目FIRE AFTER FIREの間奏でプロレスラーに担がれてプー・ルイさんが登場。本物の筋肉は凄かった。そして、新しいBILLIEIDLE®︎の歴史が始まった。
MAY WAY、pet、泣きサンと初めからテンション高めで進んでいきふられ気分のあとステージに2本のマイクスタンドだけが残った。流れ出したエンドロールのイントロと同時に姉妹だけが登場した瞬間、僕のテンションは全日本瞬間最高到達点を叩き出した。BILLIEを観てきた中で一番テンションがブチ上がったのはこの瞬間だった。
並んだマイクスタンドに凛とした姿で立ち、時折お互いに目を合わせながらバトンを渡すように歌う2人。妹を全力のパフォーマンスで引っ張っていくように熱く真っ直ぐな眼差しで歌うモモセとそれに呼応するように姉を食う勢いで歌うアキラってぃの姿は美しかった。
"ほらエンドロール辿り着くはずだったのに はずだったのに"、"終われない僕たちは歩き出す サイコロの目 振り出しでもまた歩いていく"高らかに拳を突き上げて歌う姉妹に合わせて拳を上げながら僕は嬉しくて泣いていた。混ざり合った2人の歌声は血の繋がった姉妹だからこそ出せる混じり合いの良さで僕の身体を突き抜けていくような感覚だった。
姉妹の新たな成長を目の当たりにした直後に今度は"どうせ"のイントロと共に旧BiSメンバーの3人が登場。新しいBILLIE、こんなものを見せてくれるのか。
BILLIEIDLE®︎創設以降の歴史を象徴するような姉妹のステージの後にBILLIEIDLE®︎創設以前の歴史を象徴する"どうせ"を3人で歌う意味。全ての歴史を知らない自分もこれは感情的にならざるを得なかった。
一見、2つの歴史を語るそれぞれ別の意味合いを持った曲のように思えたが2曲とも"今"立っている場所もその場所から見ている方向も同じだと気づいた。サイコロの目が降り出しに戻ってもこの5人で同じ場所に立ち、形は違えど5人揃ってあの場所を目指して歩き出したのだ。
レギュレーション変更した後特典会。
姉妹チェキのことしか頭になかった僕はグルショ列に並んだ。列が進んでいきメンバーの近くまで来た時点でやはり旧BiSメンバーでの組み合わせが人気だったので暇を持て余したモモセが"姉妹でチェキ居ないの〜"と呟いていた。ハイハイ‼︎ここに居ますとも‼︎とワクワクしながら行った結果、姉妹チェキ第1号となった。
"姉妹チェキ1番だよ‼︎"と2人もなんか嬉しそうでこっちもその姿をチェキにおさめられるだけで幸せだった。この日からしばらくアキラってぃには"1番の人"と呼ばれるようになる。姉妹チェキ2周目に撮ったチェキはBEST3に入るお気に入り。姉妹チェキ解禁でこれほどまでに姉妹の尊さが身に染みるとは…最高of最高だ。
◆2018.6.13 矢口真里の火曜The NIGHT#109〜5人だよ!新生BILLIE IDLE®
AbemaTVの深夜生放送番組ということもあり姐さん方が下ネタ臨戦態勢。
姉妹はぽかんとしながらも、お題トークのコーナーで"アイドル活動のモチベーションは?"のお題に"ケンちゃん"と答えイケメンK-POPアイドルについて熱弁する姉(アキラってぃは"好きって言ってくれるファンの方が居るから"とアイドル的模範解答だった)。
次の"メンバー内でキスするとしたら誰とする?"のお題で"お姉ちゃん"と書く妹(ここではまさかのプー・ルイさんとモモセが相思相愛になる)。
結果、矢口の姉御に"姉妹が一番ヤベェ"と言わしめる。
過去にAbemaでやっていたIDLETALK以外で姉妹のあまり知られてない一面が観られる番組は少なかったので面白かった。こういう機会に姉妹の魅力もっと広がれ‼︎と念を送っていた。
(チョコミント味の小枝をこんな可愛い顔で食べるモモセの姿をCMとかでも見てみたかった)
ー'18(前編) おしまい®︎ー
BILLE IDLE®︎のちゃんとした歴史を知りたい方は長いだけで眠くなる本ブログよりこちらのブログを是非読んでみて下さい‼︎
⁂あとがき
俺たちの明日/エレファントカシマシ
"さあ がんばろうぜ!
負けるなよ そうさ オマエの輝きはいつだって
オレの宝物
でっかく生きようぜ!
オマエは今日もどこかで不器用に
この日々ときっと戦ってることだろう"
'16,17編を書いていた1月の初め頃は思い出す度に会えない切なさで胸がいっぱいになり落ち込む日もあった。でも、最後の時を思い返すとモモセはいつもの笑顔で迎えてくれて、さよならの時も笑顔だった。自分も涙ながらの別れなんか絶対に嫌だったからいつも通り笑顔で手を振り返した。それはきっとこの先どんな形でも二度会えない気がしていたからだ。この時もそしてこれを書いている今でもそう思っている。
モモセが最後にくれた輝く笑顔はこれから僕が僕らしく生きていくためのエールとして受け取った。逆に僕もこの先どこかで絶え間なく続く日々と戦っていくモモセへのエールを込めて手を振った。
モモセモモが最後までモモセモモであり続けてくれたようにこれからは僕も自分らしく生きていこうと本来のポジティブバカシンキングを取り戻した今日この頃である。